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 歴史写真 第2次世界大戦の日本敗戦を再現
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論評
• 靖国神社問題、日本最大の負の資産
 日本の敗戦記念日にあたる8月15日、CRIオンラインは評論員の文章を掲載しました。
 8月15日は日本の第2次世界大戦敗戦記念日です。日本において、この日に靖国神社を参拝するかどうかは政治家の政治的人徳を評価する試金石になっているようです。
 報道によると、15日午前、古屋圭司国家公安委員長と新藤義孝総務相の2閣僚が、靖国神社を参拝しました。安倍晋三首相は参拝を見送りましたが、自民党の萩生田光一衆院議員が代理として玉串料を奉納しました。
• 中国侵略戦争に対する現在の日本人の見方
 「毎年の8月15日は、あなたにとって何を意味していますか?」
 記者のこの質問に対し、中国侵略戦争に参加した旧日本兵の沖松信夫さん(89才)は、このように答えました。
 「多くの日本人にとって、8月15日は2つの意味があります。1つは恥辱の日、日本が戦争で負けたから。でも同時に、日本が軍国主義から民主主義へ生まれ変わった日でもあります」と。
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偉大な勝利-中国の降伏受理資料
 前書き
 
1937年7月7日、日本の帝国主義勢力は七・七事変(盧溝橋事変)の画策を発端に、全面的な対中侵略戦争を発動しました。その翌日、中国共産党は全国に電報を発信し、「全民族による抗日戦争を行わない限り、中国に未来はない」と強調しました…
 1943年11月、中米英3ヶ国の首脳がカイロ会議で対日合同作戦などの問題で意見が一致し宣言を発表しました。1945年7月26日、中米英3ヶ国が『ポツダム宣言』を発表し、日本に対して即時の無条件降伏を求めました。8月6日と9日、アメリカが広島と長崎にそれぞれ原爆を投下しました…
 1945年9月2日、東京湾上のアメリカ戦艦ミズーリ号で、日本政府の全権を任された重光葵外相(同)と日本帝国大本営の梅津美治郎旧日本軍参謀総長(同)がそれぞれ降伏文書に調印しました…

二十四話 中国、同盟国の対日降伏受理に参加

 1945年9月2日、東京湾上の米戦艦ミズーリ号の甲板上で、日本降伏文書の調印式が行われた。調印式では連合国側から列席した連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーのほか......

二十三話、台湾区の降伏受理

 台湾区の降伏受理は台湾警備の陳儀総司令官を主な責任者とし、台湾区の降伏受理を担当した。当該地区の日本軍投降代表は台湾総督の安藤利吉第10方面軍司令官で、日本軍の降伏部隊は第10方面軍、第9師団、第50師団、第66師団…

二十二話、山東区と熱察綏区の降伏受理

 山東区の降伏受理は第十一戦区の李延年副司令官を主な責任者とし、山東地区の降伏受理を担当した。当該地区の日本軍投降代表は中国侵略日本軍第43軍の細川忠康司令官で、日本軍の降伏部隊は第43軍、47師団、第9独立騎兵団、11独立騎兵団で…

 第二十一話 洛陽区と襄樊郾城区の降伏受理

 洛陽区の降伏受理は、第1戦区の胡宗南司令官が受理主官として鄭州、開封、新郷地区における日本軍の降伏受理を担当した。この地域の日本降伏代表は中国侵略日本軍第12軍の鷹森孝司令官……

第二十話、平津区と山西区の降伏受理

 平津区(北平・天津地区)では第11戦区の孫連仲司令官が主に北平(北京)、天津、保定、石家荘地区における日本軍の降伏受理事務を担当した。この地域の日本降伏代表は、中国侵略日本軍の華北地区派遣軍、根本博司令官……

第十九話 湖北区と徐バン区の降伏受理

 湖北区の降伏受理は、第六戦区の孫蔚如司令官が受理主官として武漢と沙市、宜昌地区を担当した。降伏した旧日本軍の部隊は第132師団と85独立旅団、11独立旅団、第5独立旅団で、集中地点は漢口。

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リポート
• 中日関係、緩和が必要な6つの理由
 報道によりますと、中国の王毅外相は9日夜ミャンマーのネピドーで日本の岸田文雄外相と非公式会談を行ったということです。これは第二次安倍内閣が発足して以来、両国外相の初会談になります。岸田外相が11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の期間中……
• 国際社会、安倍首相の「中国脅威論」宣伝を批判
 日本の安倍晋三首相はこのほど北大西洋条約機構(NATO)理事会で演説し、悪意を持って「中国脅威論」を宣伝しましたが、国際社会の強い批判を受けています。米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授は、「安倍氏は"民族主義"を装いながら、軍事政策を推し進めている」と非難し……
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写真

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図解・靖国神社

   
座談会―交流も研究も平和であってこそ(ベテラン研究者から見た現在の両国関係)

 神奈川県日中友好協会の関係者を中心に、11人からなる民間訪中団が北京を訪れた。研究者や学生と交流を行ったほか、人民中国雑誌社、中国国際放送局(CRI)などを訪問した。団員の一部に北京在住の駐在員が加わり、両国関係の現状や友好構築をめぐり座談会を行った。パネラーの4名はたまたま全員60代後半だった。歴史を踏まえた上、将来を見据えた中日関係について、日本の民間の声に耳を傾けてみた。

宮内雄史 さん
(北京在住、東京大学北京事務所所長)

村田忠禧 さん
(中国現代史学者、横浜国立大学名誉教授)

粟屋憲太郎 さん
(歴史学者、立教大学名誉教授、上海交通大学名誉教授)

藤田美代子 さん
(主婦、中国語翻訳者)

司会:王小燕
(中国国際放送局日本語キャスター)

• 中日関係を長くテーマに
 私は最初は日本古代史を研究する夫を手伝って、中国語で文献の翻訳をしていました。その後、中国人学者が扶桑社の新しい歴史教科書の間違いを指摘した『日本の教科書の歴史観を問う』(藤田友治・王金林編著)や、、『中国からみた日本の古代』(沈仁安著)を夫と共訳しました。外国語大学に編入し、本格的に中国語を習い始めた頃に……
• 大きいマイナス報道の影響
 大学生が増えているのと、それを追いかけるように留学生が増えていることが一番の特徴だと思います。「80後」(1980年代生まれ)「90後」(1990年代生まれ)世代の大卒が2~3割に達し、海外経験を持つ人もとても増えています。  今、海外留学中の中国人学生の数は約110万人で、日本人は6万人弱しかいない……
• 問われる日本人の平和意識
 日本サイドの見方では、中国の海洋戦略の影響が大きいということですが、中国にいる側の人間としては、日本から伝わってくる情報は、武器輸出3原則の見直しや、もう解決済みだったと思っていた歴史問題が「世界の歴史の中で見ても、定説がない」などなどです。こういったものは、安倍政権の右傾化も連動していると思うのです……
• 若者に伝えたい本当の歴史
 私は1947年の生まれ。父は戦時中、ノモンハン・中国華北・シンガポールに行っていました。私が大学生の頃、父にそのことを聞こうとしましたが、もう涙、涙で何もしゃべれない。父の遺言は、自分は中国大陸で戦争に行った時、神も仏もない、この世の地獄を見たので、自分の骨は畑なり庭に播いてくれと言っていたので……
識者の声
• 坂東弘美さん:日本軍による侵略の歴史を次の世代に伝えていく
 CRI on lineと中華網はこの7月3日から、新中国による日本人戦犯の裁判を土台にした供述書の掲載を始めています。名古屋市在住の坂東弘美さん(「河村市長『南京虐殺否定』発言を撤回させる会」メンバー)から、同ページを読んだ感想、そして平和が末永く続くようにと投稿してくれました。
• 松岡環 南京大虐殺の真相を追い求める日本人学者
 やや老いの目立つ顔には、時おり子供のような笑顔が浮かびます。松岡環(67)さんは、南京大虐殺の研究で知られる女性学者の一人で、歴史の真相を20数年に渡り追い続けています…
• 日本の学者、村田忠禧氏「釣魚島は日本が盗み取った」
 日本の学者である村田忠禧氏と粟屋憲太郎氏が22日、中国社会科学院近代史研究所で講演を行った。最近の中日関係の緊張をめぐり、釣魚島(日本名・尖閣諸島)、東京裁判、靖国神社など双方が注目する問題や争いの焦点について、北京青年報が両氏にインタビューした……
• 蘇暁暉さん:「防衛装備移転三原則」の発表 災いをもたらすのは必至
 武器輸出三原則は本来、日本が再軍事化し、歴史の覆轍を踏んで近隣国の安全を脅かすことを防ぐ重要な保障の1つでした。1976年の三木武夫内閣による武器輸出三原則の項目追加によって、日本の武器輸出は全面的に禁止されました。これは日本がかつて堅持していた「専守防衛」原則……
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