陝西省地理測定情報局が14日、公文書館に保存されている旧日本軍作成の「中国侵略地図」千枚余りを公開しました。これらの地図には「軍事機密」や「爆撃目標」などの印があり、旧日本軍が中国を侵略した新たな証拠と見られます。

　今回公開された地図は、最も古いもので昭和初期のものがあり、大体が1920年代の末期から1930年代の初期に描かれたものです。地図の範囲は重慶や広東、上海など各地に及びます。

　専門家によりますと、旧日本軍はあらゆる手段を利用して関連情報を盗み取り、これらの地図を作成しました。当時、日本が大量のスパイを中国各地に派遣した証とも見られています。（08/16　Lin、高橋敬）暮らし・経済へ