漢詩は、ときにはわたしを励まし、ときにはわたしを慰め、ときにはわたしの心を洗い清めてくれる。訓読の訳文に加えて、素人のまったくの「遊び」だが、和漢折衷の自己流の戯れ訳を添えてみた。日本の歌人の名訳を添えた詩もある。読んでいただければ嬉しい。
視覚、聴覚、さらに臭覚と五感すべてを動員して涼しさを感じさせてくれる。とりわけ、結句の松の葉の香りは、涼しさに優雅なものを添えてくれる。漢詩では、松の姿を節操、高雅のイメージで詠うことが多く、その葉の香りを詠ったものは少ない。すぐれた写生詩といえよう。
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