北京市民はいつから西洋人の「クリスマス」という祝日を楽しむようになったのか?答えを知っている人はいないかもしれません。「世界がグローバル化するプロセスで中国にもやってきた」、「西側諸国の陰謀で文化侵略の一環だった」、「年末に品物を売りたい商人が推し進めた」……仮説は色々ありますが、確かなことは、クリスマスを祝う気持ちはまぎれもなく北京市民の心に根付いているということです。
デパートの多くは高さが3~4メートル以上におよぶ巨大なクリスマスツリーを飾り、まるでその大きさを競い合っているかのようです。聴くところによると、ツリーの数だけ個性がある、とでもいわんばかりに、この2、3年でクリスマスツリーのデザインコンテストなんていうものも若者に人気なおしゃれストリート、三里屯で行われるようになったとか。北京の町で古い町並みと共に、寒い冬の楽しみもますます増えています。
夜、ライトアップされたツリーは別格の味!
こちらはちょっとメルヘンチック。主役はツリーではなくシンデレラが乗るかぼちゃの馬車
(文・写真:黄恂恂、チェック:金井)
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