8月8日。五輪開催からちょうど1年になる日です。この日、北京では、五輪の主要施設が集まっているオリンピックスポーツセンターを中心に、朝からイベントが目白押しでした。
朝はあいにく、大雨が降りました。しかし、その雨にも負けずに、3万4千人が参加した世界最大規模の太極拳大会が行われました。場所は愛称「鳥の巣」として知られる北京五輪のメインスタジアム「国家体育場」前広場。全員が白い中国服。颯爽としていて壮観そのものでした。ギネス世界記録の申請にも成功し、証書がその場で授与されました。
1年前、北京五輪は、世界最高レベルの技を競う競技大会として開催されましたが、一年後のこの日は、一般市民のスポーツ意識の向上を目的にしたイベントが数多く開催されました。言うまでもなく、それは今年限りのイベントではありません。8月8日は、これからは「国民スポーツ健康デー」として、全国で祝われることになります。
午前8時。初回「国民スポーツ健康デー」の開会式は、「水立方」(国家水泳センター)で行われ、劉延東国務委員が開始の宣言を行いました。
その後、「水立方」では市民水泳大会が行われ、老若男女、健常者と身障者計400人が参加し、数多くの一般市民も水泳を楽しんでいました。
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