ブースの様子
北京の中日青年交流センターは12、13日に「日本高等教育展」を開催しました。今回が初の開催となる教育展には、大阪大学、一橋大学、明治大学、早稲田大学など14校が参加し、ブース形式で北京の学生たちからの出願、入試、キャンパスライフなどについての質問に答えました。
主催側の話によると、教育展は「学生たちが直接日本の大学関係者と話せる、質問できる」ということが特徴です。
中日青少年交流センター 教育展に参加した中日両国の教育関係者
2020年までに30万人の留学生
明治大学の横田雅弘教授によると、日本の文部科学省は2020年までに日本の留学生の数を30万人に増やす計画です。目標に達成するためには留学生の急速な増加が必要となります。
現在、日本のほとんどの大学は出願する時に日本語能力試験1級の成績とTOEFLなど英語試験の成績が必須であり、入試も日本国内で受けなければなりません。これは、英語しか学校で習わず、日本のビザもない中国の学生にとっては大きな障害となっています。
今後、こうした障害を取り除くため、日本のより多くの大学では日本語が出来なくても英語で受験できる学科を増やしたり、日本に行かなくても海外で受験できるプログラムなどを整えていくとのことです。うまくいけば、数年後には日本への留学がより身近になるかもしれません。(取材:恂)
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