10月1日の国慶節まで後一週間ほどとなりました。
北京では木々の葉はまだ色が変わり始めていませんが、朝晩の気温がぐっと下がり、秋が近くなったと実感しています。市内を散策すると、街角の景観の変化に気がづきます。今年も国慶節の花壇が美しさを競うシーズンになりました。
60周年だけあって、今年は花壇も大きく、デザインも凝っています。オーソドックスのサルビアやケイトウ、菊のみならず、ホウセンカ、ベゴニア、オオハンゴンソウ、パンジー、ペチュニア、コリウスなど、種類も色も色とりどりです。
■五四大街付近の花壇
やはり代表的なのは、北京の目抜き通り「長安街」沿いに並ぶ大型花壇です。約50キロほどの沿道に、22ヶ所あり、総面積は10万平米以上だそうです。ちなみに、北京市全体では4400万株の花を使っていて、330万株が長安街沿いに使われています。
色彩りやテーマもそれぞれ異なり、一つずつゆっくり楽しめます。本格的な紹介は次回にしますが、まずはいくつかをピックアップしてご覧に入れます。
■西単入り口にある「玉振之鳴」。モチーフは古代の民族楽器。近くには有人宇宙飛行を記念した 「神州飛天」の花壇もあります | ■民族文化宮前の「金石之声」。古代の楽器「編鐘」のデザイン |
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