北京の冬はやっと落ち着いてきました。
いえ、季節の転換に人間の方がやっと慣れてきたのかもしれません。氷点下7度まで落ち込んだ寒さが過ぎ去り、1℃~8℃に安定しています。
街路樹のポプラは3週間前から葉が落ちて、ツルツルの枝になりました。しかし、その落葉は故郷を恋しがるように、木々の根元に集まっています。
先週末、職場の研修会で久しぶりに市内から郊外に出て1泊しました。場所は局から車で約1時間の昌平区沙河鎮。すぐ近くは空軍の空港があり、10日ほど前、空軍創設60周年の記念エアショーはここをステージに展開されたものでした。
セミナーハウス6階の部屋に腰を下ろして、外を眺めてみました。白い雲、青い空に、枯れたポプラのこずえ。北海道の野原を彷彿とさせる風景でした。
林間には、うっすらと青く光る水面も見られ、「沙河ダムです」と服務員が教えてくれました。ただ、近くにはまだ雪が残っていました。
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