10日間にわたって展示され、延べ1100万人の観光客をひきつけた天安門広場のパレードカーが撤去されました。

 
　撤去作業は11日夜10時に始まり、翌朝5時までに、60台のパレードカーはすべて朝陽体育センターに移されました。報道によれば、この中の33台が8日間のうちに北京を離れ、それぞれの省・直轄市と自治区に戻る予定。中には、来年の上海万博に出展予定のものもあります。

　なお、56の民族を表した民族柱はこれからも広場に残されることになり、詳しい設置位置について現在検討中という報道もあります。

　1日で160万人来場。これが、連休中、広場を訪れた観光客のピークでした。先週の土日は振り替え休日のため出勤日だったにもかかわらず、広場は相変わらず溢れんばかりの見物客で賑わっていました。

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