金融市場と世界経済をめぐる主要20カ国・地域(G20)の首脳会議は15日、ワシントンで閉会した。会議に出席した指導者たちは、国際金融システムに必要な改革を行っていくことで一致した。改革で解決しなければならない重大問題の一つは、国際貨幣システムの多元化をいかに…
中国で世界経済を研究する学会「中国世界経済学会」は、13日、北京で年次会議を開きました。このほど政府が発表した4兆元に上る景気刺激策をめぐり、学者たちの間で熱い論議が展開されました。多くの学者は、景気刺激策の経済成長への促進効果を肯定するのと同時に、内需拡大や経済構造調整……
世界銀行の林毅夫副総裁は11日、ワシントンで、「上海証券報」の記者の取材を受けた際、中国政府が4兆元を拠出する財政刺激案について、「これは中国経済が8%から9%の高度成長を維持するにプラスとなる」と述べたあと、「温家宝首相の発言に……
国連経済社会理事会(ECOSOC)世界経済観測センターの洪平凡主任はこのほど、「人民日報」に次のような論考を発表しました。「中国政府がこのほど一連の内需拡大措置を打ち出したことは、世界各国が世界的金融危機を迎え撃つための戦略的転換点となり……
中国、日本、韓国の財政相が14日夜、米国の首都ワシントンで3カ国財務相会合を行い、現在の経済・金融危機の局面について討議するとともに、金融危機が生じた原因や、今後の見通し、実際の経済に及ぼす影響などについて意見を交換しました…
東京財団の関山健・研究員がこのほど「新華社」の記者の取材を受け、金融危機による日本経済への影響は無視できないと話しました。日本が受ける金融危機の直接的な影響は欧米に比べれば軽いものですが、間接的な影響は比較的深刻で…