中国の中央銀行である中国人民銀行の張健華研究局長は26日、中国の貯金保険制度の草案がほぼ完成し、正式に国務院へ提出されたことを明らかにしました。この法案が通れば、2009年にも施行される可能性があります。
預金保険とは、預金を扱う銀行などの金融機関の返済能力を保証する制度で、金融機関は預かった金額に応じて一定比率の保険金を特定の機構に納入し、支払いが困難な事態が発生した場合、保険機構から資金援助や保険金を受け取ることができます。
中国は、1997年のアジア金融危機以降に預金保険に関する研究を始め、2003年から草案をまとめる作業に取り組んでいます。(翻訳:黄恂恂、チェック:安藤)
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