日本のシーアイ化成は、自動車の溶接部分に塗って錆びを防ぐ合成樹脂の工場を中国で新たに建設するようになりました。投資額は数億円に上り、年産能力は乗用車約40万台分に相当する3000トンで、2009年2月から稼動を始めます。
報道によりますと、完全子会社のアサヒゴムが広東省に拠点を構えていますが、新工場は上海と天津に続いて3ヵ所目となり、完成すれば中国全体の生産能力は8000トン体制となるとのことです。
世界的に金融危機に見舞われている今、中国の経済成長はそのマイナスの影響を受けています。しかし、長い目で見れば、中国の自動車生産台数は伸びるとされ、生産能力の拡大に踏み切ったと言うことです。(kokusei)
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