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• 唐代の女流詩人~薛涛

 「古典エナジー」、今日は、中国の中唐時代の女流詩人、薛涛の生い立ちやその詩をご紹介します。唐の時代はとても長く、300年あまりにわたります。長いので大きく4つに分けられます。初唐(唐の初期)、盛唐(唐の絶頂期)、中唐と晩唐になります……

• 中国古代の女性作家~李清照②

 1127年、清照が44歳のとき、中国では「靖康の乱」が起き、北宋の北部にある少数民族の国、金の軍隊が宋の首都を攻め落としました。ちょうどその年に、李清照と趙明誠夫妻の家にも大きな出来事がありました……

• 中国古代の女性作家~李清照①
 李清照(1084年~1155年)は中国で、最も偉大な女性文学者の一人です。李清照は北宋末期から南宋初期に生きていました。その時、一番隆盛したのは、宋詞です……
• 老子に教えられた成功の道

 「古典エナジー」、前回は、「老子を知ろう」というタイトルで、老子の生い立ちなどをご紹介しました。今回は「老子に教えられた成功の道」をテーマにしたいと思います……

• 中国の叙事詩『孔雀東南飛』②

 中国の漢の末期、200年ごろ、現在の安徽省にあたる廬江郡の役所に焦仲卿という下級役人がいました。妻の劉蘭芝とは、とても夫婦仲がいいのですが、焦の母親はこの嫁を気に入らず、実家に追い返してしまいました。実家に戻っても嫁の劉蘭芝は再婚はしないと決意しました。しかし、家族に再婚を強要され、結局、川に飛び込み自殺してしまいました……

• 中国古代最長の叙事詩~孔雀東南飛①

 中国の漢の末期、200年ごろ、現在の安徽省にあたる廬江郡の役所に焦仲卿という下級役人がいました。妻の劉蘭芝とは、とても夫婦仲がいいのですが、焦の母親はこの嫁を気に入らず、実家に追い返してしまいました……

• 第15弾:叙事詩①~ムーランの詩

 古来、中国文学の主流は一定の韻律(リズム)を踏む韻文~詩です。特に、自然の景色や友情などを歌う抒情詩が多いです。抒情詩と比べて、中国では叙事詩はあまり栄えませんでした。でも、前回ご紹介した「詩経」の「氓」をはじめ……

• 第14弾 思い邪なし~『詩経』

 「古典エナジー」、今回は中国最古の詩集、「詩経」をご紹介します。儒教一色だった古代中国では、知識人たちが受験のために勉強しなければならない基礎知識が「五経」という五つの経典のようなものでした。その一つが、詩経です……

• 第13弾:孔子とそのもっとも有名な3人の弟子②
 孔子の弟子たちは、「仁」や「孝行」、「政治」、「言語」など、人によってそれぞれ長けたところが異なります。子路が政界で活躍していた人物の一人です。子路は姓は仲、名は由(ゆう)、字は子路といいます。また、別の字は季路ともいいます。孔子より9歳年下です。孔子に最も愛された弟子が顔回というなら、最も可愛がられたのはこちら、子路です。子路の生活を名詞や形容詞でまとめて見ますと、勇敢や単純、一本気などでしょう……
• 第12弾:孔子とその高弟(その1)
 孔子には弟子が3000人いるとよく言われます。これはあくまでも大まかな数字で、およそ3500人いるという言い方もあります。2008年の北京オリンピック開会式のアトラクションでは、孔子が3000人の弟子を率いて、諸国を周遊していたシーンが再現されました。役者たちは、竹簡を手にして「朋あり遠方より来たるまた楽しからずや」など、孔子の多くの名言を読みあげました。とても感動的な場面でした……
• 第11弾:学問に関する孔子の教え
 孔子は今から2500年ぐらい前の中国の春秋時代の思想家、教育家です。中国だけでなく、世界的にみても最も大きな影響力を持つ人物の一人ですね。「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」有朋自遠方来、不亦楽乎。日本でもよく使われているようですね……
• 第10弾:老子を知る

 中国の言い伝えによりますと、老子は紀元前6世紀の人物とされます。春秋時代に当たります。でも、あまりにも言い伝えが多くて、老子が実在の人物なのかどうかすら疑われています……

• 「西遊記」師弟4人のキャラクター ~高橋恵子と周莉の対談(その2)
 高橋:「古典エナジー」。今回も前回に続き、中国の四大奇書に数えられる「西遊記」をテーマにします。 
周:「西遊記」は日本でも数回もドラマ化或いは漫画化されるなどとても有名ですよね……
• 第9弾:『高橋恵子と周莉の対談』真偽孫悟空~「西遊記」の新しい解読

 高橋:「古典エナジー」、中国の古典や民話、四字成語などをご紹介します。今週は、中国の四大奇書に数えられる「西遊記」をテーマにお話をします。
 周:これは、中国で16世紀の明の時代の小説で……

• 第8弾:小翠―狐が化けた恩返し美人
 「古典エナジー」、今月は、清の時代の怪異小説集、「聊斎志異」に載った話を紹介しています。怪談を聞いて涼しくなってもらおうと言うことで、前回は、ぞっとする話し、「画皮」を紹介しました。いかがでしたか?
 今回では、怖くない話、狐が美人に化けて、恩返しをした話、「小翠」をご紹介します。「小翠」は、狐美人の名前です……
• 第7弾:『聊斎志異』に載ったゾッとする話「画皮」
 夏の名物と言えばやっぱりお化け、怪談、ホラーですよね!映像コンテンツに関する調査によりますと、ホラーを見ると涼しくなると回答した人は38%で、体感温度がなんと平均4.9度も涼しくなると感じているということです。夏になると、特に、蒸し暑い夜、無性にホラーや怪談映画など見たくなる人が、大勢いると思います……
• 第6弾:桃源郷
 「桃源郷」は、今からおよそ1600年ぐらい前に、中国の晋の時代の詩人、陶淵明が「桃花源記」に描いた理想郷です。詩人、陶淵明はその詩、「桃花源記」ならびに序の中で、桃の花に囲まれた別世界を描きました。現在では、桃花源記の詩より、その序文のほうがよく読まれています……
• 第5弾:花と蝶々、この時期に相応しい中国の古い話
 楊貴妃に由来する「解語の花」ですが、唐の皇帝と妃たちが住む宮殿には、太液池という池があります。この池には、白い蓮の花が咲き乱れています。ある日のこと、唐の玄宗皇帝は、この池のほとりで宴会を開き、皇族の人たちと一緒に、蓮の花を観賞していました……
• 第4弾:養いて教えざるは「親」の過ちなり
 これは直訳すれば、「養いて教えざるは父親の過ちなり」。今の言葉に言い換えますと、子供を生んでも躾をちゃんとしなければ父親の過ちだ。昔、中国の女性は社会的な地位が低く、女性は学問や知識、才能がないからこそ、家庭にふさわしいという伝統な道徳観がありました……
• 第3弾:青は藍より出でて藍より青し
 この言葉は、今から2000年前に、中国の戦国時代の思想家、荀子(じゅんし)が学問の重要性を説明するために使った言葉です。青色の染料は藍(あい)という草から作られますが、その色は藍という草の色よりもさらに青い……
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