仙人はいつも一緒に行動している集団です。実は、その間に、色々かかわりもあります。今日は師弟関係にある二人、漢鐘離と呂洞賓の話をしたいと思います。漢鐘離が師匠で、呂洞賓が弟子です……
張果老の名前は、もともと張果です。「老」というのは、人々がお年寄りを尊敬するためにつけたものです。つまり、この張果という人は、非常に長生きしたので、そんな年齢のお年寄りは珍しいよという意味で、「老」の敬称をつけたのです……
中国では、日本の七福神と似た八仙人の伝説があり、各地で広く伝わっています。日本の七福神は、福をもたらすとして、古くから信仰されている七人の神様です。一般的には……
四字成語"破鏡重円"(はきょうじゅうえん)は、引き裂かれた夫婦が再び結ばれることを意味します。中国の南北朝時代、陳の国の皇女、楽昌皇女が、才能豊かで名が知られる徐徳言と結婚しました。夫婦二人、とても睦まじく暮らしていました……
これは曹操にまつわるこんな言い方から来ているのです。"説曹操、曹操到" 「曹操の話をすると、曹操が現れる」。だから、曹操は一番足が速いです。足が早くなければ、自分の名前を聞くだけで、そんなにすぐに来られないですからね……
梅といえば、日本人にとっても、とても馴染み深いものですね。梅干や、梅酒、梅味ののど飴などなど、日本人の生活にすっかり浸透しています。梅は中国の南の方で盛んに栽培されています……
前回は、項羽の失脚と劉邦の決定的な勝利を決める戦い、「垓下の戦い」と覇王別姫の話をご紹介しました。項羽は800人の騎兵を率いて、包囲網を突破して南へ向かいうところまででしたね……
垓下の戦いは、紀元前202年に項羽の楚軍と劉邦の漢軍との間で、垓下(現在の安徽省蚌埠市固鎮県)を中心に行われた戦いです。この戦いで項羽が死んだことによって、劉邦の勝利が決定し、楚漢戦争が終結しま……
鴻門の会。これは楚の項羽と漢の劉邦が、秦の都、咸陽の郊外で会見した話です。劉邦を殺す最高の機会を、項羽は逃してしまいました。項羽は劉邦を殺すチャンスに恵まれましたが、それをしっかり掴むことができず、とうとう、楚と漢の戦いが始まってしまいました……
「史記」は中国では最も重要な歴史書の一つです。全部で130巻52万6500字からなっています。今から2100年ぐらい前、前漢の武帝の時代に、司馬遷によって編纂されました……
戦国時代、趙の国では王が亡くなりました。即位した新しい王は年が若く、まだ少年でした。幸い若い王の母親はとても才能がある女性で、王に代わりまつりごとを処理しています。政権交代によって趙国の政治がいささか不安定な時期を狙って、秦は趙へ侵略戦争を仕掛け、一挙に三つの城を占領しました……
中国の春秋時代、史書『春秋』に由来する時代の区分ですが、紀元前770年~紀元前403年までです。その時には、周王朝が崩壊する中、日本の戦国時代の大名に当たる諸侯が、覇権を争いあいました。そんな中、さまざまな思想がぶつかりあい……
作词、作曲:于京乐团 演唱:鹿晗