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曹操にまつわる梅の話

2012-09-10 15:38:41     cri    


























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 梅といえば、日本人にとっても、とても馴染み深いものですね。梅干や、梅酒、梅味ののど飴などなど、日本人の生活にすっかり浸透しています。梅は中国の南の方で盛んに栽培されています。漢方薬としても売られていますが、日常的な食生活に日本ほど浸透していることがありません。でも、きっと昔に、曹操たちが生きていた漢の末期は、梅は今より人々に好まれていたに違いないと思います。

「望梅止渇」または「梅林止渇(ばいりんしかつ)」

 三国時代、曹操が率いる魏の軍隊が敵対勢力を掃討するため、南方へ向かっている。軍を進める途中に、暑いが飲み水を見つけられない。兵士たちが喉の渇きを訴えると、曹操は「この近く、前方に、梅林、梅の林がある。甘酸っぱい梅を食べて、喉の渇きを癒せ」と答えた。すると、兵士たちは梅を食べる光景を頭に思い浮かべて唾液が湧いてきたため、一時的に喉の渇きが癒された。

「青梅、酒を煮て、英雄を論ず」

 この話は、三国志演義「第21回」から来ています。劉備がまだ曹操の配下で将軍の役を担い、曹操の危害を防ぐため、自分の能力を隠し、庭で野菜を栽培したりしていました。ある日、関羽と張飛がいない隙を見て、曹操は劉備を招きました。

 劉備は訪ねてきた将校に、「丞相は何か急用があるのか」と聞きましたが、「わかりません。ただ来てほしいとおっしゃいました」。こう言われたら行かないわけにいきませんね。劉備は仕方なく、曹操の邸宅に行き、面会しました。

 曹操は劉備に会うと、「ハハハ、あなたは家ですごいことをしたね!」と言いました。その時、劉備は董承など、他の人たちとひそかに曹操を殺す盟約に参加したばかりですから、曹操にいきなりそういわれると、まさかばれたのかなと思うでしょうね。

 劉備は仰天し、顔色が変わりました。曹操は気づかず、劉備の手を取り、裏の庭に入り、「野菜の栽培など難しいだろう」と話しました。ばれなくて良かった!これで、劉備は一安心ですね。

 曹操は、「この庭の梅が見ごろで、酒も温まったから、君に会って話をしたいんだ」と言い、「望梅止渇(梅を思い浮かべて、渇を癒す」という話もしました。

 二人はしばらく、青い梅をつまみに、暖かい酒を飲みました。ほろ酔いまで飲み続けて、曹操はいよいよ本題に入りました。

 二人がほろ酔いになっているところに、急に空が曇り始め、大雨が降りだしそうです。曹操と劉備は欄干に寄って、空を眺めています。隣に仕えている召使の人は「そちらに竜巻が発生しています!」と言いました。すると曹操は、「龍というものは、自由自在に変化する技がある。天下の英雄を龍に例えることができる。劉備あなたは国の大半を周ったから、現在の英雄のことをよく知っていると思う。ちょっと話してくれないか?」と切り出しました。

 竜巻って、気象状況ですよね。曹操はよくこの竜巻の龍から、英雄の話題を持ち出しました。天下の英雄に対する劉備の論評を聞いてから、劉備が天下を取る野心があるかどうか、という大切なことを試してみたいわけですね。

 曹操の危害を恐れて、いつも小心者を装っている劉備は、もちろんなんとかごまかそうとしています。「英雄って、私なんかが、知るわけありません」と何度も言いました。

 しかし、曹操はそう簡単にごまかされません。どうしても英雄の名を挙げてくれと強い言います。劉備は止むを得ず、いくつかの人の名を挙げました。袁紹、劉表、孫策、張繍など、当時の有名人たちの名を挙げてみました。

 しかし、曹操はいちいち明確な理由をつけて、あれは英雄じゃないと、反駁し、ぐいぐい責めてきています。劉備は、「これらの方々以外には、英雄と言える偉い人を知りません」と話しました。すると、曹操は、「英雄と言うのは、大きな志と優れた策略を持ち、この天下、この宇宙を制覇する志を持つ者だ」と述べました。

 「では、誰を英雄と言うんですか?」と、劉備が聞きますと、曹操は劉備を指差した後、更に自分を指し、「今、この世の中には、真の英雄は、君と俺しかいなんだ!」と話しました。

 天下を取る野心を持っていますが、いつも小心者のふりをしている劉備は、急にそう言われると、驚くでしょうね。

 さすがの劉備もびっくりしました。手に持っていた箸が、あまりの驚きで不意に床に落ちました。まさに、危機一発、危ないですね。これで、曹操は劉備の深層心理を読み、将来、自分の敵になるのではないか疑うでしょうが。

 劉備は運が良かったのです。ちょうどその時、大雨が今にも降りだしそうで、雷がゴロゴロ響いてきました。劉備は落ち着いて落ちていた箸を拾い、「雷でびっくりしたよ」と話しました。

 それを聞いて、曹操は「大の男なのに雷を恐れるなんて」と劉備を臆病者だと見て軽蔑しました。

 これって、怖い面接とでもいえるでしょうね。劉備は運がよく、油断した曹操のもとから抜け出すことができました。歴史は天下三分へと進みます。

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