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中国紡績工業のトップ企業――安徽華茂グループ
 安徽華茂グループは、1958年に設立された中国の綿紡績の逸品を作り出す生産基地です。本部は安徽省安慶市に位置し、そこには他に3カ所の工業パークがあります。現在では紡績、染め色、服装の他にも不動産、金融投資など多分野の経営をしています…
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• 七日目 歴史を訪ねて(黄山その2)

 安徽省取材最終日、今日はまず、黄山市にあある古民家が集まる町を訪れました。この場所は市の中心から西に走り北に進路を変え約40km行った場所にあります。
 黄山市で古民家というと、世界遺産に指定された宏村・西逓が有名ですが、我々が向かったのは「唐模」という場所です。唐の時代に町ができ、宋・元の時代に発展し、明・清の時代に栄えました。町を通る川に沿って安徽省の伝統建築様式の民家が建てられ、更に田畑が広がる風景は宏村など共通の安徽省の古い村落の特徴です。

• 六日目 世界遺産・黄山(黄山その2)

 安徽省取材6日目は黄山市に入り、日本人にも人気の高い黄山を訪れました。
 1990年に世界自然遺産・世界文化遺産に登録され、2004年には世界ジオパークに指定された黄山は、登山客が毎年300万人前後訪れています。
 今日は登山コース入り口に来た時点で霧が立ち込めていて、景観を楽しむのは無理かと諦めかけていました。ですが、遠景が霧で白く見え、手前の岩や松が暗く見えるので水墨画そのものといえるような風景を楽しむことができました。

• 五日目 工業&200億円テーマパーク(安慶その2)

 安徽省取材5日目、昨日に引き続き安慶市を巡ります。
 まず訪れたのは、紡織、服装、金融投資などを経営項目にすえた安徽華茂グループの安慶華茂Beste紡績科学技術有限会社です。
 華茂グループは1958年にここ安慶市で創業し、今では年間に高級紡績糸5.5万トン、幅120~360センチまでの高級生地80万キロメートルを製造しています。

• 四日目 蕪湖三山経済開発区&黄梅劇(蕪湖その2・安慶その1)

 安徽省取材4日目午前、引き続き蕪湖市内を取材しました。
 本日は経済の発展状況を知るため、工場が並ぶ「蕪湖三山経済開発区」を訪れました。
この開発区は2001年3月に設立し、2006年2月には安徽省政府の認可を得て省レベルの開発区になりました。現在では、計画に沿って3つの産業に力を入れており、有名企業が集まっています。

• 三日目 水と丘の街・蕪湖市(蕪湖その1)

 合肥を出発しバスに揺られること3時間弱、我々CRI記者団一行は150km離れた蕪湖市にやってきました。ここは長江に面していて、合肥からは2kmに及ぶ川幅にかかる橋を通り市内に入ります。
 同市は約6000平方キロの地に384.5万人が住んでいて、1876年の煙台条約(芝罘条約)で開港し、今でもカトリック教会など33の美しい洋風建築物が残されています。
 さて、到着した一行はまず蕪湖市政務文化センターで同市の曹哨兵副市長や段玉嘉宣伝部長などに取材を行いました。

• 二日目② 中国科学技術大学――安徽省の発展に貢献(合肥その3)

 9月16日午後、記者団一行は合肥にある中国科学技術大学先端技術研究院と中国科学技術大学訊飛情報技術会社を取材しました。
 まず中国科学技術大学先端技術研究院にて関係者から同研究院の発展状況の説明を受けました。
 それによりますと、同研究院は2012年10月に設立され、科学技術のスペシャリスト育成とイノベーションに力を入れてきており、今年の8月中旬までに、31件の企業との合同研究(開発センター)を経験し、56のベンチャー企業を立ち上げました。

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• 合肥市(ごうひし)
 合肥市(ごうひし)は中華人民共和国安徽省に位置する副省級市です。安徽省の省人民政府が置かれる省都で、地域の政治・経済・文化の中心です。
 地理:安徽省中央、長江と淮河の間に位置し、巣湖に臨みます。淝河を通じて長江から海に出ることができます。省都として行政施設が多数置かれているほか、石油関連のオフィスが目立ちます。大規模な工場は少ないが主要大学があることも関係して技術研究開発施設には重点が置かれています。
• 安慶市(あんけいし)
 安慶市(あんけいし)は中華人民共和国安徽省に位置する地級市です。
 地理: 安慶市は安徽省南西部、長江沿岸に位置します。
 観光地: 天柱山:潜山県にある高山で、その主峰「天柱峰」は安徽省の長江北岸の最高峰で、名勝として名高い。古くは「古南嶽」と呼ばれていました。大龍山:安慶市北郊にある秀峰で、森林公園になっています。
• 蕪湖市(ぶこし)
 中華人民共和国安徽省に位置する地級市です。1952年8月27日に市が設立されました。
 地理:安徽省の東南部に位置し、巣湖市、馬鞍山市、宣城市、池州市、銅陵市に接します。
 気候:亜熱帯湿潤季節風気候に属し、四季の別ははっきりしています。年平均気温は摂氏15-16度で、年降水量は1200mmです。
 経済:主な産業は軽工業や紡績で、おもな産品には羽毛製品、ミシン、ブラウン管などがあります。
• 銅陵(トンリン)
 銅陵市は安徽省の南部に位置し、長江中・下流の南岸にある、合肥市まで120キロメートルです。铜陵市の総面積は1113平方メートルですが、全省の面積は約0.80%を占めています。
 地理:地理的優位があり、交通至便です。天井湖公園4A風景名勝区と金牛洞古代採掘遺跡と国家級淡水イルカなどの観光ポイントがあります。
• 黄帝伝説
 「黄山」という名は黄帝にあやかったものです。黄帝とは中国の伝説上の皇帝で、中国医学の始祖としても知られています。この黄帝が弟子とともに黄山にやって来た時、美しい景色に感動し、また仙気(仙人の力になる力)が満ちていると感じ、ここで丹(不老長寿の薬)をつくることにしました。
• 夢筆生花
 黄山の峰のひとつに「夢筆生花」と呼ばれる峰があります。ちょうど筆の先のような形をした峰の先に満開の花のような松が生えているものです。この峰には次のような伝説があります。李白が黄山の美しさに見とれて詩を吟じた声を禅寺の長老が聞きつけ…
• 丹井
 丹井は直径約60センチ、深さ約1.7メートルの穴で、黄帝が丹をつくるときに薬をついたためにできた穴という伝説が残されています。実際は氷河が残した痕跡で、水が石をうがってできた穴で、入り口よりも内部が大きいのが特徴です。
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 黄山に生えている松は「黄山松」と呼ばれる特異なもので、気候などの条件により変異したものといわれています。 この松は800m以上の高所に土からではなく岩の間から生えるのが特徴で、断崖絶壁にも生えています。
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 変わった形をした巨石が多く見られます。石は形によって、人や動物、ものなどの様々な名前を付けられています。 特に有名な石に「飛来石」というものがあります。
• 雲海
 眼下にまるで海のように広がる雲を雲海といいます。雲海は黄山では1年中見られる現象ですが、特に冬の雲海が美しいといわれています。雲海の間から峰がのぞき、黄山だけで見られる美しい景色を作り上げます。
• 温泉
 黄山にはあちこちに温泉が湧いています。温度は約42℃、温泉として入ってもよいし、飲んでもよいとされています。 伝説の黄帝もこの温泉につかりながら、丹(不老長寿の薬)を練ったといわれています。