9月16日午後、記者団一行は合肥にある中国科学技術大学先端技術研究院と中国科学技術大学訊飛情報技術会社を取材しました。
中国科学技術大学先端技術研究院
まず中国科学技術大学先端技術研究院にて関係者から同研究院の発展状況の説明を受けました。
合同研究の成果を説明する担当者 成果を説明する研究員
研究成果が展示されている
それによりますと、同研究院は2012年10月に設立され、科学技術のスペシャリスト育成とイノベーションに力を入れてきており、今年の8月中旬までに、31件の企業との合同研究(開発センター)を経験し、56のベンチャー企業を立ち上げました。
また、各イノベーション部門に数多くの優秀な人材が集まってきており、2014年7月末までに26人を採用しました。彼らは様々な新技術の研究に励み、これまでビッグデータ分析やLED照明技術応用などの面で、数多くの技術的成果をあげ、これらの技術は様々な分野に応用され、安徽省の発展に貢献しています。
続いて訪れた訊飛情報技術会社は1999年に誕生し、合成音声の技術研究や、ソフトウェアとチップの開発、音声情報サービスなどを行っている企業で、合成音声の核心的技術は世界でも最高レベルにあります。
中国科学技術大学訊飛情報技術会社
同社の音声合成技術は、国際的な同技術のコンテスト「Blizzard Challenge」で7年連続1位を獲得するなど世界を牽引する成果をあげており、音声認識、発音評価(発音の正確さ)、自然言語処理の技術も他国で用いられるほどの成果をあげています。
音声合成、音声認識、発音評価技術の展示
2010年10月、訊飛情報技術会社は世界初の、モバイル端末に話しかけることでインターネットを通じて操作や検索などができるプラットフォームを発表し、続いてそれに基づいて「訊飛文字入力」、「音声助手」などのアプリを発表しました。現在、これらの技術はモバイル端末に留まらず、車や家電、玩具などの分野に広く応用されています。(王玉華、小山)
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