いよいよ大連の取材レポートも4日目、最終日となりました。向かったのは市内の北東に位置する金州新区です。この区は開発が始まってから既に20年以上が経っています。面積1039.8平方キロメートル、人口110万人、2011年4月に大連経済技術開発区と金州区が合併して現在の金州新区が誕生しました。区内は国家農業科技園、金石灘国旅行リゾート区、金州経済開発区を始めとして9つのエリアで構成されています……

　取材３日目です。大連といえば、やはり海ですよね！まだ、その海辺の雰囲気を味わっていなかったのですが今日はまず大連の港に向かいました。黄海に沿うように形成される港町。１００年以上の歴史を持つ大連の港は、貿易船が盛んに出入りし、大連の文化や経済に大きく貢献してきました。港は正に大連を支える母とも言えるのです……

　大連の旅2日目。いよいよ今日から本格的な取材スタートです。秋雨に煙る町並みを抜け、まず向かったのは大連市の西北に位置する大連生態科技創新城（大連BEST CITY）です。この大連生態科技創新城は面積65平方キロメートルの大自然の中に悠々と創られていて、そこには正に完璧とも言える最先端の理想の町が誕生しようとしているのです……

　「経済発展」という言葉なくして中国を語れなくなった昨今、中国の各都市では様々な発展方式がとられています。そんな折、9月14 日から第5回夏季ダボス会議が大連で開幕します。そこで世界の注目を集める都市「大連」の発展振りを5日間に渡ってCRI外国人記者団が取材することになりました。今回の旅は中国国際放送局と大連市人民政府報道弁公室、大連テレビ・ラジオ局の主催です。果たしてどんな素晴らしい発見に出会えるのでしょうか……

　大連は中国東北地区にあり、中国東北遼東半島の最南端に位置します。中国北方では有名な海辺の都市であり、自然の景色が多く、青い空に広い海、それから綺麗な山も続いています。

　今から100年前、フランス文化に夢中になったロシアの建築家たちが、パリの都の設計図を持ってここにやってきました。大連の土地で"東方のパリ"を創る夢を見ていました。このことがきっかけで、大連は広場を中心として、ロータリーと放射状の街路を持つ都市に設計されました。この町並みは、大連のシンボルとも言えます。
　
　そのほかに、ロシアや日本などのスタイルの街路、そして建築物も綺麗に保たれており、多くの歴史文化に興味を持つ観光者たちがこの地に足を留めています。大連にやってくると、まるで東方と西洋の文化が交わる宮殿に足を踏み入れたようです。

　大連金州新区は、大連のもっと大きい町です。大連経済の中核産業区となっています。金州新区は面積が1,100平方キロで、人口は52万人、大連から東北までの道路、鉄道､電気及び通信など、すべて金州に通じています……

　大連東港金融エリアは大連市にある中山広場の東方面に位置しています。エリアの総面積は5.97平方キロメートルで、陸地が2.78平方キロ、埋立面積が3.19平方キロメートルとなっています……

　大連ソフトウェアパークは1998年6月、大連市によって設立されました。ソフトウェア産業を集中した専門の産業基地となっています。大連ソフトウェアパークは、大連市西南部の星海公園近くに位置し……

　大連生態科技創新城は大連市の西北に位置します。面積は65平方キロメートルで、東には市内中心部、空港があります。空港との距離はわずか5キロで、市内にも15キロしか離れていません……