Q:世界金融危機と東日本大震災後、日本企業との業務にどんな影響が出ましたか?
A:確かに、金融危機や、地震後には仕事の量が一時期、大きく減りました。しかし、状態が少し安定してくると徐々に回復し、今度は今まで業務が停滞していた分、まとめて発注が来ました。初めてアウトソーシングを中国に発注することによって、日本国内生産よりコスト削減できると知って、知名度も高まる。それに対して、普段から十分な準備ができていなかったことを覚悟し、今後の改善点にしたいと思っています。
Q:今後の日本企業との関わりについてどう考えていますか?
A:アウトソーシングがスタートしたばかりのころは、中国企業側も経験があまりなかったことから、できる仕事の範囲が限られていました。現在は、経験も積み、レベルも向上しているので受注できることがどんどん増えています。いま、中国の別の都市でも、例えば武漢などでもソフトウエアパークのような働きをするところが出てきました。しかも、人件費は向こうの方が安い。日本企業もそちらには目を向けているでしょう。そこで私たちは、価格で競争するのではなく、クオリティで勝負していくことで、更に発展できると信じています。(整理:トントン、校正:山下)
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