大連の旅2日目。いよいよ今日から本格的な取材スタートです。秋雨に煙る町並みを抜け、まず向かったのは大連市の西北に位置する大連生態科技創新城(大連BEST CITY)です。
大連生態科技創新城
この大連生態科技創新城は面積65平方キロメートルの大自然の中に悠々と創られていて、そこには正に完璧とも言える最先端の理想の町が誕生しようとしているのです。
目指すところは「国際化」「現代化」「ハイテク」「教育施設の充実」「グリーンエネルギー」「省エネ」これら全てを含む生活環境を創り上げることです。そんな超理想的な暮らしを本当に手に入れることができるのでしょうか?多くの緑と、工事中の土砂の中から、命が芽生えたばかりの「未来の種」が勢いよく成長しようとしています。
なんと言っても大連生態科技創新城の利点は交通の便の良さにあります。
周水子国際空港まで2.5キロ、大連港まで13キロ、大連駅まで12キロ等々。
靳国衛副主任
大連生態科技創新城管理委員会副主任の靳国衛氏は、交通、生態、発展環境などあらゆる面から見て、この地に大連生態科技創新城を建設するのが一番適していると話しました。完成すれば、大連を代表するハイエンドプレイスになることは間違いないようです。
ここで一つの疑問が沸いたのですが、このような広大な敷地に建設されている大型現代都市は他にもあるのではないでしょうか?では、その他の都市と大連生態科技創新城は何が違うのでしょうか?
靳国衛氏、「これまでの大型現代都市は、例えばビジネスエリアに特化していたり、或いは教育に、または居住にと何か1つの大きな目的で建設されていて、その他の施設はそれに付随するものでしかありませんでした。しかし、大連生態科技創新城の特徴は人材、教育、商業、科学、住居、娯楽のあらゆる面を最も発展させて共存させた都市です」
人間にとって一番重要となる生活基盤を充実させることで、仕事も円滑にすることができるということでしょうか。
モダンな雰囲気のマンションが立ち並び、すでに入居も始まっている
具体的な構想では、ハイテク技術を使って遠方からでもテレビ電話で診断を受けられる医療システム、国外からの人材とその家族を受け入れやすくするための教育機関の充実(インターナショナルスクール、日本人学校の建設)などが有ります。また、若くて有望な人材を支援するための安価な賃貸住宅の提供、そして建物の素材にもグリーンな素材を使用して、環境にも配慮します。
夢は膨らむばかりです。数年後、どんな美しい理想的な都市が誕生しているのか、しばし見守ることにしましょう。
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