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華僑の林珠江夫妻、ふるさと思い『望郷亭』を建設

2009-10-12 16:55:05     cri    
 現在アメリカ在住で、文革前後の12年間日本語部で仕事をしていた華僑の林珠江さんは、12日に北京の百望山で日本語部のOBや現スタッフを含む友人と「望郷亭」の竣工4周年を祝いました。

 4年前、台湾出身の日本華僑の林珠江さんと夫の王瑞豊さんは祖国の統一を願って、王さんの故郷、台湾を望むあずまや「望郷亭」を自らの出資で北京の森林公園・百望山に建てました。青々と生い茂る百望山の頂上に立てられた「望郷亭」からは、林夫妻が昔暮らしていた中国農業大学界隈も見渡せます。林夫妻は、毎年必ず「望郷亭」の竣工した10月12日にここを訪れるようにして来ました。


林夫妻

「望郷亭」は今では中国と日本や米国の人々が友情を育む場所となっています。これまでに、「望郷亭」の話を聞きつけた内蒙古の切り絵作家が「望郷亭」をテーマに作品を創作したり、林夫妻の話に感動した米国の友人が「望郷亭」の修繕費を寄付したりしました。


鄭蝴蝶さんと彼女の切り絵「望郷亭」

 昨年、林夫妻はより多くの人に「望郷亭」を知ってもらおうと、インターネットで「望郷亭」のホームページを作りました。(http://wangxiantin.googlepages.com/

 林夫妻のふるさとへの思いはこれからも、より多くの人々の関心を呼び起こしていくことでしょう。(取材、写真:黄恂恂、張保力)


林夫妻の友人が「望郷亭」にて。「望郷亭」の3文字は林さんの直筆。


日本語部スタッフ一同、真ん中の女性が林さん


日本語部OBの添田修平さんと方宜さん

 

百望山の入り口、森林公園内の風景

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