去年の秋、NHKとの共同番組、中日ネット対話でお馴染みの石山雄太さんはこのほど、CRIを訪問しました。石山さんは外国人初の京劇俳優として、今中国京劇院に所属しています。
今年33歳になる石山さんは小学校時代、孫悟空に惹かれて京劇への人生を始めたということです。やがては中国に行って京劇を習いたいと思っていたので、初めは日本で中国語を習い、日本の京劇愛好者が集まる「京劇研究会」で芸を学んだりしていました。そして、1993年、当時17歳の石山さんは夢を叶えるために北京にやって来ました。中国戯曲学院付属学校の厳しい試験に合格して、プロの京劇役者の道を歩みはじめました。
京劇役者を目指すには遅いほどの年齢だったですが、同級生の一倍、いや数倍の努力を重ねただろうと聞きましたが、彼は「ほかの皆もそうやって練習しているから」と淡々と答えました。中国戯曲学院付属学校と中国戯曲学院で8年間の厳しい稽古を経て、2001年、石山さんは初の外国人京劇俳優として、中国京劇院の俳優になりました。
今年の9月に石山さんは北京京劇院のゲストとして、夢の孫悟空役を日本の舞台で披露することになりました。
今回の公演は「中日青少年友好交流年」の事業として、9月26日(金)から29日(月)まで、東京芸術劇場の中ホールで行われます。開演時間は26日の午後7時と27、28、29日の午後2時となっています。チケットは7月5日から販売が始まっています。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス(e+)などで購入できます。詳しくは京劇公演事務局へお問い合わせください。電話番号は03ー5281ー8066、ファックス番号は03ー5281ー2033です。
ぜひ石山雄太さんのご応援へお越しください。
(文:東)
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