関西経済連合会や大阪商工会議所などの関西財界の８団体でつくる「関西財界訪中代表団」が１３日、中国・北京で陳徳銘・商務部長、李源潮・共産党中央政治局委員らと相次いで会談しました。中国側は、関西と中国の企業が力を合わせて、アジアなどの発展途上国市場を開拓する共同プロジェクトなどを提案しました。

　また、関経連はこの日、関西と中国の水関連ビジネスの結びつきを強めるため、北京の長富宮ホテルで「中国・関西　水環境フォーラム」を開催し、日中の企業関係者ら約１００人が参加しました。中国国際貿易促進委員会との共催によるものです。関西財界の海外訪問団が現地でこうしたフォーラムを開くのは初めてのことです。大阪市水道局や日東電工など日本側の８社が、水関連技術を発表しました。