中国核工業集団、原子力発電の安全保障に自信
「核安全と放射性物質による汚染防止『十二五』(第12次五ヵ年)計画および2020年までの目標」(以下「計画」とする)が先日、国務院常務会議で原則的に可決されました。中国核工業集団原子力発電株式有限公司の陳樺総経理は4日、記者のインタビューを受け、「今回『計画』が原則的に可決されたことは、原子力発電の安全且つ効率的な発展に国が自信を持っていることを示している」と述べ、目下の中国の原子力発電技術について「世界最先端の基準と技術要求に合致する」として原子力発電の安全保障に自信を見せました。
陳氏によりますと、去年日本で起きた福島の原子力発電事故を受けて、政府の関係部門は核安全、地震、海洋などの分野の専門家を組織し、9ヶ月以上の時間をかけて全国で運転中または建設中の原子力発電ユニット41機、建設予定の原子力発電ユニット3機、およびその他の核燃料循環施設などを対象とした総合的な安全検査を行いました。『計画』の原則的な可決は、中国の30年に亘る原子力発電の発展に対する十分な肯定であり、同時に政府が原子力発電の安全保障を一貫して重視していることを意味しています。
(日本語訳:中原)
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