より開けた姿勢で世界に向けて中国の声を発信
国務院報道弁公室による記者会見が18日に行われました。
中央対外宣伝弁公室、国家インターネット情報弁公室の主任を兼任する国務院報道弁公室・王晨主任は、記者会見で2011年の対外政策を振り返り、「国務院報道弁公室は適時・正確・公開・透明の原則に基づき、各地方の各部門と共に多様な手段で中国の経済、政治、文化、社会の発展状況を紹介してきた」とし、「我々は中国政府の原則的な立場および方針、政策を説明し、積極的に国内外の世論や関心に応えると同時に、中国の文化面におけるソフトパワーの向上に努めた」と述べました。
王主任によりますと、国務院報道弁公室、中央政府各部門および各地方や地域の政府は2011年、建党90周年という節目および「第十二次5ヵ年計画」という課題をめぐって、中国の経済および社会発展などに関する情報を適時かつ正確に発表するよう取り組んできました。また、情報発信制度の構築を強化すると共に、人材育成に取り組み、報道官に対する業務指導や突発事件をめぐる世論リード訓練などの講座を開き、党業務や政務に対する各レベル政府の指導者および幹部の公開度の意識向上を図ってきたということです。
また、国務院報道弁公室、中央政府各部門および各メディアは積極的に国内外のメディアとの交流と協力を促し、互いの理解と友情を育ててきました。国務院報道弁公室は、ケニア、パキスタン、フィリピン、ベトナムなど四カ国の政府報道管理部門と報道交流協力覚書に調印し、「第一回:中国-アジア・欧州博覧会報道官フォーラム」などの活動を挙行したほか、報道官を対象とした研修を行うなどしました。また、メディアの代表団の受け入れや派遣に取り組んできました。同時に、世界の中国に対する理解を一層深めるために、文化交流活動の展開や国家イメージ映像の制作、「中国を知ろう」イベントの開催、および「中国書籍対外PR計画」や「中国文化書籍翻訳・出版プロジェクト」の推進などを通じて、積極的に中国文化の「海外進出」を後押ししています。
(日本語訳:中原)
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