第1回国際ヘリコプター博覧会、天津で開催

 

　第1回国際ヘリコプター博覧会が9月15日、天津濱海新区で開催されます。

　記者会見で発表されたところによりますと、同博覧会は天津市政府、中国航空工業集団公司、中国人民解放軍参謀部が共同で開催するもので、会場となる天津濱海新区空港経済区に9.4万平方メートルに及ぶ展示スペースが設けられ、このうち屋内の展示スペースは1万平方メートルとなっています。

　展示品には国内外のヘリコプター、エンジン、航空電子システム、航空機材などが含まれ、修理、点検とメンテナンス、グランドハンドリング、航空輸送、パイロットの訓練などを主に取り扱う企業が出展します。

　これまでに、EHI社（ヨーロッパ・ヘリコプター・インダストリー）、米国のシコルスキー社、グッドリッチ社、フランスのサフラン社、カナダのプラット＆ホイットニー社、ドイツのティッセンクルップ社など世界的に知名度の高い航空会社を始めとする国内外の152の企業の出展が決定しており、およそ2万人の人出が見込まれています。

　同博覧会は、目下中国で唯一国務院の許可を得た国際ヘリコプター博覧会で、同時に航空ショーが行われるヘリコプター博覧会としては世界的にも例が無く、今後2年に一度の開催を予定しているということです。

　（日本語訳：中原）