大学キャンパスで世界旅行

 

　5月6日午後2時、北京語言大学主催の第8回世界文化祭と第12回アジア・ヨーロッパ祭園遊会が開幕しました。北京語言大学の学生、海外からの留学生など、1000名あまりの人が参加しました。

　今回の世界文化祭は「周遊列国」（世界を周遊する）をテーマに、20以上の展示エリアが設置されました。全世界からの留学生が自国の伝統的な衣装を着て、積極的に活動に参加しました。また、各国グルメをその場で味わって食文化への知識を深めることもでき、舞台では、留学生たちがフラダンス、タンバリン、コスプレなど自国の独特の文化を披露しました。

　「アジアとヨーロッパの一日」をテーマとした第12回アジア・ヨーロッパ祭園遊会では、日本語、韓国語、アラビア語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語という7つの言語学部の展示ブースが設置され、それぞれの国の特色ある文化、豊かな歴史、地元のグルメ、風土や人々などを紹介しました。今回の園遊会は、新たに国外に留学している学生の様子を紹介する展示を登場しました。

　北京語言大学アジア・ヨーロッパ祭は、年に一度の大規模な芸術イベントです。中国と世界各国の文化交流を促し、学生たちの各国の文化についての理解を深め、世界各国の風土と人々を展示する重要な場となり、中国と外国の学生が友情を深める友好の架け橋を作りました。アジア・ヨーロッパ祭は、中華民族の長く深い文化を基礎に、豊富で多彩な世界各国の文化を紹介し、「小さな国連」と呼ばれる北京語言大学の特徴を現すもので、中国と外国の文化の交流に積極的に貢献しています。

　北京語言大学は、海外からの留学生に対して、中国語、中国文化を中心とする教育を行うほか、中国国内の学生には、外国語、中国言語および文学、国際政治、国際経済・貿易、コンピュータ、科学、情報科学、金融学、会計学などの専門的な教育を行う国際色豊かな大学です。