全国の小中学生、一斉に「幸せ」な授業
中国教育局およびCCTVが主催する「新学期の一時間目」イベントが今年も行われます。
今年は「幸せはどこに?」がテーマとなっており、全国の小中学生が9月1日、一斉に「幸せ」な新学期、一時間目の授業を受けることとなります。
CCTV総合チャンネルのディレクター銭蔚氏の紹介によりますと、「新学期の一時間目」イベントは2008年の開催以降すでに全国の小中学生の成長に伴う重要な授業の一環となっており、子どもたちの主流となる価値観を育てるための要素となっています。教育局基礎教育一課の高洪課長は、「『新学期の一時間目』という斬新かつ生き生きとした形式の授業を通じて、全国の小中学生により良い道徳教育を行いたい」と話しています。
今年の「新学期の一時間目」のテーマである「幸せ」な授業とは、子どもたちにより多くの幸せを掴む能力を身に付けさせることを目的としており、記者会見では、フランス・オープンの女子シングルスで優勝した李娜選手が「自分を信じて、今日より明日の自分が進歩していること、それが一番です」と激励のメッセージを送りました。
また、「虹の本屋さん」という中国版ツイッター・ミニブログを通じたチャリティー活動も行われており、9月1日までの期間、中国の大手ポータルサイト・新浪のミニブログに「図書寄贈動画」をアップロードすると、上海真愛夢想基金会から貧困地区の子どもたちに課外図書一冊が贈られるということです。
(日本語訳:中原)
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