中国、今年のインフルウィルスに大きな変異なし
中国疾病予防コントロールセンター・国家インフルエンザセンターの舒躍龍主任が8日に開かれた衛生省の定例記者会見で発表したところによりますと、目下中国のインフルエンザウィルスに大きな変異は見られず、今年のインフルエンザワクチンは比較的効果を示すだろうとのことです。
舒主任によりますと、中国は今年1月からインフルエンザが流行し始め、現在がピークとなっています。今年のインフルエンザの流行レベルは全体的に正常な範囲にあるということです。
今年世界では依然H3N2型(Aホンコン型)、H1N1(Aソ連型)およびB型インフルエンザが流行しており、アメリカや日本では引き続きH3N2型、メキシコではH1N1型、中国を含むアジアではB型ウィルスが主となっています。
また、2月下旬に行われる世界保健機関の会議では、次のインフルエンザ流行期である2012年冬季のウィルス株について話し合われる予定です。会議内容は、中国衛生省の公式ウェブサイトまたは世界保健機関の公式ウェブサイト上で発表されるということです。
(日本語訳:中原)
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