湾岸諸国、石油事業で更なる協調を図る

 

湾岸協力会議（Gulf Cooperation Council）のザイヤニ事務局長は25日、アブダビで開かれた湾岸諸国会議の席で、「湾岸諸国はあらゆる必要な措置を講じて環境を整え、世界経済の動脈である石油資源の保護に努めなければならない」と述べ、石油市場の安定と石油工業のバランスの取れた発展を実現するために、国際的な石油政策において湾岸諸国が最大限の協調を図ることの重要性を強調しました。

また、「石油関連事業における湾岸諸国の更なる協調を期待する」とし、湾岸諸国の最高目標であるバランスの取れた石油政策、連携した石油工業、および石油技術に関連する協力と一体化の実現を呼びかけました。

今回の会議では、湾岸諸国の新たな石油発展戦略が可決されたほか、気候変動に関する国際連合枠組条約締約国会議および京都議定書締約国会合に出席した代表団の報告に関連する内容について合意に達しました。

（日本語訳：中原）