イランは16日、改良型地対地中距離ミサイル「セッジール2」を発射し、目標に的中しました。

　イラン通信社の報道によりますと、イランのバヒディ国防相が試射の前に、「『セッジール2』は今までの『セッジール』系列のミサイルと比べ、発射準備が早くなり、速度も速くなった」と述べた上で、「『セッジール』系列ミサイルはイランが自主開発・製造したものだ。『セッジール2』改良型ミサイルの試射成功はイラン軍の抑止力の向上を示している。しかし、イランがミサイルの性能を強化するのは、防御力の強化とこの地域の平和と安定のためであり、特定の国にむけての行為ではない」と強調したということです。（Katsu/村田）