イランのアフマディネジャド大統領は、IAEA・国際原子力機関が先月末に、イランの核問題に関する決議を可決したことを受けて、、12日1日テヘランで、イランとIAEAとの"友好的な"関係の中止を発表したうえで、「イランは今後この機関との協力を減らすことを考慮している」と述べました。
この日、アフマディネジャド大統領はテレビの生放送に出演した際、「IAEAとの友好的な関係が終わった。この機関に対して友好的な姿勢を示す理由がなくなった。今後、われわれは、相手が施設や援助を提供してくれた分だけ協力していく。これは一方的な関係ではない」と強調しました。
アフマディネジャド大統領はまた、「IAEAが協力してくれない状況の下で、イランは一方的に協力することはない。IAEAが可決した決議はイランにとって効力を持たないので、イランは現段階の核施設の建設工事を停止するどころか、新たにウラン濃縮施設を10ヶ所建設するし、IAEAにこれらの施設の場所を知らせる必要はない」と述べました。(朱丹陽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |