イランのアフマディネジャド大統領は2日、「イランは、研究用原子炉に必要な純度20%の濃縮ウランを自国で生産するつもりだ」と述べました。
イランのメディアによりますと、アフマディネジャド大統領がイラン中部の都市イスファハンの民衆集会で述べたのです。
IAEA・国際原子力機関がこのほど提案した決議案に基づいて、イランの研究用原子炉に必要な高純度の濃縮ウラン燃料は他の国が提供するとされていますが、イランは西側諸国が支持しているこの決議案を拒否しました。
IAEAの決議案について、アフマディネジャド大統領は「これは少数の大国が圧力を与え、採択した不法な決議である。イランは自国の核計画を停止しない。ウラン濃縮施設10ヶ所を増設する」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉野)
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