国連駐在の張業遂中国大使は18日、ニューヨークの国連本部で、「21日から25日まで、中国の胡錦涛国家主席はアメリカを訪れ、一連のサミットに出席する予定だ。サミットで、胡主席は中国政府が当面の国際問題における立場や政策を主張し、多角外交への支持を表明する」と語りました。
胡錦涛国家主席はアメリカのニューヨークとピッツバーグで開かれる国連気候変動サミット、国連安保理の核拡散防止と核軍縮サミット、第3回G20金融サミットなどに出席します。これは建国60周年を迎える前の中国にとって非常に重要な外交活動だと見られています。
張業遂大使は「当面の国際情勢は全体的に安定しつつあるものの、多くの新しい試練や挑戦にさらされている。国際金融危機や世界経済の衰退が発展途上国に大きな影響を与え、テロリズムや伝染病、気候変動、エネルギー安全、食糧安全などの問題も日増しに深刻化している。このような背景の下で、各国は国際協力を強め、国連が引き続き重要な役割を果たすことを期待している」と述べました。
張大使はさらに「胡錦涛国家主席はこれらのサミットで、中国政府が重要な国際問題における立場や政策を主張し、関係各国の指導者と共に、国際協力の強化について交渉し、中国の多角外交への支持を強調する」と語りました。(09/19 翻訳者:Lin チェッカー:吉野)
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