胡主席、温首相、アラブ首長国連邦皇太子と会見
2009-08-14 19:26:32 cri
胡錦涛国家主席と温家宝首相は14日北京で中国を訪問したアラブ首長国連邦のアブダビ首長国皇太子モハメド・ビン・ザイド・ナハヤン殿下とそれぞれ会見しました。
胡錦涛主席は席上、「両国の国交樹立25年来、中国とアラブ首長国連邦は政治上互いに信頼し支持しあい、経済的には互いに補い合い、互恵協力を行ってきた。中国側はアラブ首長国連邦政府が一つの中国の政策を堅持し、台湾、チベットと新疆などにかかわる重要な問題で中国に貴重な支持を送ってくれたことを賞賛し、これに感謝している。中国側はアラブ首長国連邦側と共に努力し、両国の友好協力関係を全面的に強化し、両国と両国国民によりよく寄与していきたい」と述べました。
また温家宝首相は、その際「国際的金融危機に対応する過程で、中国とアラブ首長国連邦は効果的措置を講じる必要があり、各自の強みをそれぞれ発揮し、エネルギー、貿易、投資、金融など分野での互恵協力を拡大していくべきだ」と述べました。
これに対しモハメド・ビン・ザイド・ナハヤン殿下は「われわれは新しい角度から両国関係を発展させることを期待しており、経済協力と貿易、石油、石油化学など分野で中国と戦略的な協力関係を構築し、両国関係のレベルを引き上げていくよう期待している」とした上で、新疆ウルムチでの『7.5』事件は中国の内政であり、国家の統一、安全と安定を維持していく中国政府の努力を支持するというアラブ首長国連邦政府の姿勢を表明しました。