中国共産党中央の胡錦涛総書記は27日午前、中国国民党の主席選挙で当選した馬英九氏に祝電を出しました。胡錦涛総書記は祝電で、「氏が中国国民党の主席に当選したことに当たり、謹んで祝賀の意を表したい。両党が今後も引き続き両岸関係の平和発展を推し進め、政治面の相互信頼を一層増進させること。また、両岸同胞に幸福をもたらし、中華民族の偉大な復興を目指していくことを期待している」と述べました。

　同日午前、馬英九氏は返電を送り、胡錦涛総書記に感謝の意を示した上で、「両岸関係は『九二共識』を基礎に、平和発展と安定共栄の道を歩むようになった。これは両岸の人民の希望に叶ったものであり、世界各国の承認を得た。今後、双方は引き続き民意に沿って、両岸の持続的発展・繁栄に力を入れていくべきだ」と述べました。（翻訳：ZHL　チェック：大澤）