包 拯:浄(銅錘花臉)
李皇后:旦(老旦)
皇 帝:生(小生)
王延齢:生(老生)
陳 琳:丑
あらすじ
これはこのほど紹介した『遇皇后』の後に起こったことです。包拯は「天斉廟」という寺で仁宗皇帝の母親・李皇后と会い、彼女のぬれぎぬを晴らしてあげると決めて、いったん都に戻りました。そして、元宵節の祭りにかこつけて、包拯は巧妙に仁宗皇帝の親不孝を指摘しました。仁宗皇帝は大変怒って、祭りをやめ、皇宮に帰りました。からかわれたと思う仁宗皇帝は、包拯を殺そうとしたところ、李皇后のことを教えられました。半信半疑の仁宗皇帝は李皇后に仕えた陳琳を呼んで、当時のことをすべて聞きました。真相を知った後、恥じ入った仁宗皇帝は母親の李皇后を陥れた関係者をすべて殺して、直ちに李皇后を迎えに行きました。さんざん苦しんでいて、やっと朝廷に戻った李皇后は、包拯に親不孝の仁宗皇帝を棒で打つという命令を下しましたが、下克上のようなことができない包拯は仁宗皇帝の着た「龍袍」を脱がせ、かわりに「龍袍」をたたきました。
『「青天竜図」の包拯』
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