・ 主な登場人物
包 拯:浄(銅錘花臉)
呉妙貞:旦(老旦)
王 朝:浄
馬 漢:浄
家 院:生(老生)
・ あらすじ
包拯は幼い頃両親を亡くし、兄嫁の呉妙貞に育てられました。包拯にとって、呉妙貞は母のような存在です。呉妙貞の息子の包勉は蕭山県の県知事を務めていますが、収賄の罪を犯し、長亭の地で包拯の裁きを受け、容赦なく死刑を言い渡されました。王朝は包拯に頼まれ、このことを呉妙貞に知らせます。呉妙貞は息子が死んだことを受け入れられず、直ちに赤桑鎮に駆けつけ、泣きながら包拯の恩知らずの行為を叱責しました。包拯は呉妙貞を慰めながら、包勉の犯した罪について話し、納得させようとしました。呉妙貞はやっと理解しましたが、たった1人の息子の死によって精神的に衝撃を受け、自殺を試みます。しかし、王朝に止められてしまいます。包拯はこれから自分が息子として親孝行をするので心配しないでほしいと呉妙貞に言います。呉妙貞は大変感動して、酒を持って包拯に敬意と悔やみを表し、2人の間の誤解は解け、仲良くなりました。(楊)
『「青天竜図」の包拯』
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