・ 主な登場人物
包 拯:浄(銅錘花臉)
李皇后:旦(老旦)
県知事:丑
王 朝:浄
馬 漢:浄
・ あらすじ
この物語はすでに紹介した『赤桑鎮』の続編です。宋代の仁宗皇帝の母親・李皇后は奸臣の企てによって、皇宮から追い出さられたうえ、目が見えなくなり、放浪して大変苦しんでいます。ある年、包拯は皇帝の命令を受けて、陳州の被災者を救済しに行く途中、「天斉廟」という寺で、現地に冤罪事件があるかどうかを調査するため、しばらく滞在することになりました。こういうことを知った李皇后は恨みを晴らすため、直ちに「天斉廟」へ行きました。初めは、包拯はこの年を取った女の言ったことに半信半疑でしたが、自分の頭の後ろにいぼがあるのを知っている上、朝廷の礼儀作法も詳しく知ったりしたことによって、だんだんと信じるようになりました。そして、当時のことを聞き、包拯は大変驚き、知恵を絞って、李皇后を朝廷に戻させると誓いました。この後の続きは今回紹介する『打龍袍』という演目です。(楊)
『「青天竜図」の包拯』
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