気温が10度近くまで上がり、春らしい日になると思った矢先、20日、北京では砂嵐が吹き荒れました。砂嵐は昼前にはおさまったものの、地上は一面黄色に染まりました。町では帽子をかぶり、マスクをして歩く人たちの姿が多く見られましたが、土曜の休日にしては道を歩く人はだいぶ少ないようでした。
北京の住民として、刹那に過ぎゆく春を、黄砂のために満喫できないことを残念に思う人も少なくないでしょう。
今回の砂嵐はどうやら、内蒙古中西部などの地域で19日に発生した今年最大規模の黄砂と関連しているようです。いずれにしても環境保護の大切さを、大自然はこうした形で人類に警告しているのでしょう。(担当:恂)
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