そして次に訪れたのは、阜新最大の特徴である風力発電所です。バスで小高い山を登り樹氷の林を抜けると、あの風車のような大きな風力発電機が遥か遠くまでいくつも並んでしました。
高山子風力発電所の発電機は全部で67機、東西5km、南北2.5kmに渡って建てられています。10月は月間65万kwもの電力が生産されたそうです。
阜新の新エネルギー産業については、その後ホテルで行われた記者会見で王副市長および張副市長補佐などが詳しくお話してくれました。
阜新はこれまで歴史的に石炭を使用した火力発電を産業の中心としていましたが、現在風力エネルギーのみでなく、太陽エネルギーやバイオマスエネルギーなどの新エネルギーの発展に力を入れています。
阜新でこうした新エネルギー、特に風力エネルギーの生産が盛んになっている理由は、まず風力資源が豊富であること、そして瀋陽という大きな都市に程近いと言う地理的位置上の優勢を備えていること、このため送電網への送電が比較的容易であることが挙げられます。
(発電設備は強い風が吹く山頂に設置されている:万兵記者)
私たちが訪れた高山子風力発電所は阜新最大の風力発電所ではないものの、既に月間50万kwを超える規模に達しています。また、韓国などの企業が既に阜新の新エネルギー産業に参入しているそうです。
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