北京
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23/19
商務部の高峰報道官は15日の定例記者会見で、「ここ数年、中国とパプアニューギニアの経済貿易関係は好調に発展している」と述べ、過去5年の両国貿易額の年平均伸び率が17%を超えたことを明らかにしました。
2017年の中国とパプアニューギニアの貿易額は28億4000万ドルの史上最高値を記録し、前年同期比で24.4%に達した一方、今年1月から9月までで既に、前年同期比で31.8%増の25億6000万ドルに上ったということです。
また、ブルネイとの経済貿易関係について、高報道官は、同国を「一帯一路の重要な国」と位置づけました。その上で「経済貿易協力は両国関係の健全な発展を推進する上での重要な柱であり、近年になって双方の互恵協力の成果は著しいものとなっている」と評価しました。さらに、2017年の中国とブルネイの貿易額が前年同期比で36.5%増の10億ドルとなり、今年1月から9月までの間で見ても88.7%増の13億1000万ドルに達していると説明しました。
一方、フィリピンとの経済貿易協力について高報道官は、「近年、両国元首による共同の指導の下で、両国の政府間協力メカニズムが再開し、重点的な協力プロジェクトが順調に進展しており、双方の経済貿易関係も安定的かつ迅速に発展している」と指摘しました。データから見ると、現在中国はフィリピンにとって最大の貿易パートナーで、2017年の両国の貿易額は前年同期比で8.5%増の512億8000万ドルに達し、今年1月から9月までは12.4%増の415億ドルに上ったということです。(洋、星)
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