習主席、パプアニューギニア総督と会談

　習近平国家主席は16日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで、同国のボブ・ダダイ総督と会談しました。

　習主席は「今回、私はこの美しいパプアニューギニアを初めて訪問したが、これは中国の国家主席による史上初の訪問でもある。パプアニューギニアの政府と国民の熱烈な歓迎に感謝したい。中国はパプアニューギニアとの関係を非常に重視しており、今回の訪問を通じて、両国関係をさらに向上させ、全方位的な交流を拡大し、国民間の友好交流を促進し、両国の幅広い分野での協力を促進することを願っている。中国は、パプアニューギニアを含む太平洋島嶼国との団結と協力を強化することに力を入れていく」と述べました。

　これに対して、ダダイ総督は「習主席の今回の訪問は両国関係における一里塚である。中国が、パプアニューギニアのインフラ整備、教育、公衆衛生など、国家の発展と国民生活に関わる分野に対して行った貴重な援助に感謝する。また、パプアニューギニアによるアジア太平洋経済協力（APEC）非公式首脳会議の開催を支援してくれたことにも感謝したい。中国と共に努力して、両国関係がさらに一段と前進するよう取り組んでいきたい」と語りました。（玉華、謙）