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『困土山』(土山に困す)

2009-04-24 09:10:48     cri    

・ 主な登場人物

 関 羽:生(紅生)

 曹 操:浄(副浄)

 張 遼:生(老生)

あらすじ

 京劇『困土山』は「三国志」では人々が熟知しているくだりを基にした演目です。

 ある年、曹操は大軍を率い劉備征伐のため徐州に向かいました。劉備は曹操の大軍にかなわず大敗し、張飛の軍隊と共に逃げたので曹操は徐州を占領したあと、小沛という所も攻め落としたのです。こうして劉備は2人の妻とは離れ離れになりましたが、関羽が下邳の城を死守し、劉備の家族を守っていました。 一方、曹操は優れた人材集めにこだわり、関羽の忠節と義理堅さに感心し、計略を使って関羽を城外へ誘い、その退路を断って土山に登らせ、これを包囲してから、部下である張遼に「関羽を降参させろ」という命を下しました。こうして関羽は劉備の家族を守るために不本意ながらも三つの条件をつけて曹操に仕えたのです。この三つの条件とは、しばらくは曹操の元にいるものの、これは決して降参したのではないこと。劉備の家族を絶対に傷つけないこと。曹操の元にいても、劉備の行方が分かれば、すぐにその元に戻るというものでした。これに曹操は、義理堅く、義勇兼備の猛将であるこの関羽を味方にしたい一心から、これら条件を受け入れたのです。

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