・ 主な登場人物
関 羽:生(紅生)
劉 備:生(老生)
張 飛:浄(武浄)
車 胄:浄
陳 登:生
あらすじ
董卓と呂布がすでに殺されて、後顧の憂いがない曹操はやっと望み通りに丞相になりました。曹操は中国の歴史上、最も偉大な軍事家、政治家ですが、よく気の回る人でした。ようやく丞相になって、曹操は周りの人たちの忠誠を疑い始めてしまいました。そして、技量が非凡である劉備三兄弟に猜疑心を抱き、車胄を手伝うためという言い訳で、劉備たちを徐州に行かせ、その後ひそかに車胄に手紙を送り、劉備の命を狙っていました。丞相の命令を受けた車胄は、どうやって着手するか部下の陳登と相談し、劉備が城に戻る時、弓を射て殺そうとしました。しかし、陳登は生まれつき正直で、さんざん悩んだ末、こっそりと関羽に教えてしまいました。そして、関羽と張飛は対策を立て、夜が明けないうちに車胄を城の外に追い出し、兄弟2人が手を携えて車胄を殺しました。その後、劉備は当たり前のように徐州を自分のものにしました。曹操の入念な計画も無駄骨となりました。(楊)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |