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徐瀅:人物を演じる時、享楽だ

2009-04-13 09:43:42     cri    

 「気持ちと喉の状態とかによって、毎回の歌いが変化しているので、たった1回や2回を録音しても何の勉強もならないということだったそうです。私がきちんと歌えるようになるまで、何回も繰り返して模範を示して、1句の歌いは百回ぐらい繰り返します。こうして、葉先生に学んだ演目はすべて着実でした」

 「役柄はずっと『武生』として勉強していましたが、どうして後は『武旦』(立ち回りの女性役)に変わりましたか?」

 

 「子供の頃と比べると、大きくなって力が却って弱くなったり、体がさらに柔らかくなったりして、背が高く伸びないので、『武生』にはもうふさわしくありませんが、父は一心に私を文武両道も秀でる『武生』に育成したがっていたので、諦めることは思ったりもしませんでした。

 しかし、『武生』の演目がだんだん演じにくくなる一方の私を見て、父はやはり諦めざるを得なく、私を『武旦』に変えさせました」

 「今まで京劇をずっと続けてきて、最も楽しいときはいつですか?」

 「それはもちろん舞台にのぼって、人物を演じるときだと思う。人物を演じるとき、私にとっては何よりの享楽です」

 やはり、京劇の役者にとって、いいえ、全ての舞台俳優にとって、舞台はただ1つの世界だと感じます。(楊)


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