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『走范陽』

2009-03-06 09:45:20     cri    

・ 主な登場人物

 関 羽:生(紅生)

 白 猿:生(武生)

 麻 姑:

 

あらすじ

 『走范陽』という演目はこの前紹介した『斬熊虎』の後に起こったことです。関羽は蒲州で熊虎父子を斬って、范陽に向かう途中、「麻姑廟」に泊まりました。夜、関羽は夢の中で麻姑仙女と出会い、『兵書戦策』、『春秋左伝』、『春秋刀譜』という3冊の本を渡され、しかも白猿に剣術を授けられました。この『走范陽』は『斬熊虎』と同じく、いずれも京劇中の「関羽」という人物の来歴を披露しています。『走范陽』の白猿は天界の仏であり、現在、寺院の中に祭ってある観世音の仏像の後ろに、白猿の仏像が見られます。実は、『斬熊虎』の観世音から『走范陽』の麻姑、白猿まで、関羽が多くの神に助けられており、彼の出世が最初から決まっていたということを観客に伝いたがっているわけです。本題に戻って、関羽は「麻姑廟」で白猿に剣術を授けられて、また范陽に向かい、そこで、劉備、張飛と出会いました。それは、皆よく知られている「桃園三結義」という話であり、次回に紹介する『三結義』という演目でもあるのです。

関連ニュース
関連項目
v 『斬熊虎』 2009-02-27 14:54:06
v 『打鑾駕』 2009-02-19 14:33:24
v 『打龍袍』 2009-02-12 10:37:34
v 『遇皇后』 2009-02-06 10:07:47
v 『烏盆記』 2009-02-01 09:56:40
v 『探陰山』 2009-01-23 14:36:08
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