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2008-12-18 15:22:00     cri    

 青衣は「正旦」とも呼ばれて、「旦」という役柄に最も重要なものです。「青衣」という言葉は衣装から着たもので、演じる時、青色の「褶子」を着るというわけです。例えば、『三娘教子』の王春娥、『武家坡』の王宝釧、また『汾河湾』の柳迎春などの役は全て質素な青色の「褶子」を着ています。「青衣」が演じるのは性格上荘重で、真面目な善玉であり、良妻賢母あるいは貞節な夫人です。年齢上の幅が大きくて、中年までの役も「青衣」が演じられます。「青衣」の特徴は歌を主とするのであり、裏声を使い、荘重でどっしりとした仕種をします。唱えるときは「京白」ではなく「韵白」です。

   

 「旦」の中の二番目は、「花旦」と呼ばれています。衣装から言えば、花旦は殆ど短い服を着ます。例えば、ひとえの中国服、ズボン、裏付きの上着などが普通で、艶やかな長い衣装を着るときもあります。また年齢から言えば、花旦が演じるのは若い女性で、例えば『紅娘』の紅娘、『烏竜院』の閻惜姣、『拾玉鐲』の孫玉姣などです。花旦は仕種とセリフを主として、唱える時が殆ど「京白」です。人物の性格は無邪気で活発であって、動きも敏捷で利発です。

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