今回は、黄山毛峰を中心に取材してきましたが、中国茶の種類は実に数千数万にも上ります。例えば、黄山にいたとき、ちょうど「松籮茶祭り」があったので、初めて松籮茶のことを知りました。松籮茶は緑茶で、松籮山で採れることからその名があり、味、香り、色が濃厚なのが特徴です。
安徽省には、黄山毛峰のほか、「六安瓜片」、「太平猿魁」など銘茶が沢山あります。この2種類のお茶の採取時期は4月20日以降になるので、今回は製茶を見ることはできませんでした。北京に戻ってから、2種類の新茶を味見してみました。形だけでも独特で、「六安瓜片」の茶葉が広がると花びらのようになります。また、「太平猿魁」は元々4センチほど真っ直ぐになっているので、グラスの中に縦に淹れると森のように見えました。
面白いお茶はまだまだ沢山あります。 (文章:王秀閣)
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