西湖龍井茶
©MORI Kiyoshi
緑茶は熱湯で淹れてはいけませんが、中国の緑茶は90-95度というやや高めの水温でも構いません。茶葉は採れた状態のままに製茶されているので、成分が出るのが遅いからです。
また、ガラスの容器で淹れるのが一般的です。茶葉が開いてくるのが見えて、目の保養になるからです。特に、春に新茶を淹れると、グラスに浮く茶葉の新緑で、部屋中に春が溢れてきます。目で楽しんでから飲むのも、中国緑茶の特徴です。
ただ、グラスに茶葉を浮かばせながら飲むと、茶葉が口の中に入ってしまうのがやや不便です。私は、目で楽しんだあと、茶漉しで茶葉を取って飲むようにしています。 (文章:王秀閣)
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